2018年03月28日

一風変わった関西落語・鶴笑のあたま山

高座に人形を持ち込むという離れ業をやってのけている落語家、笑福亭鶴笑さん。
先週18日(日)の日本の話芸で取り上げられていた「あたま山」がおもしろい。

鶴笑さんは1984年に笑福亭松鶴に入門。阪神大震災のあとは被災地に笑いを・・とボランティア落語会を中心に活躍。
袴の下に隠した人形が飛び出す落語家、と言えば見たことのある人には良く知られたヒトである。

もとは東京落語であったこの演題を枝雀が「さくらんぼ」と題して関西に広め、今は弟子の雀々が得意ネタとしている。

ハナシの内容はとっても非現実の世界。自分が自分の頭に出来た池に飛び込み、死んでしまう・・というもの。

前置きはこのくらいにして、まずはご覧下さい。

          
         落語の中で森山直太朗の「さくら」が出てくるとは
         考えも及びませんでした。


鶴笑さん、使用している人形は自作だそうです。
正統派からは外れていますが、こういったアイデアは見習うべきところがたくさんあるように
思います。



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2018年02月28日

フォリア・変奏の妙 (3) ヴィヴァルディ

有名なフォリアを聞き比べる今回のシリーズの最後を飾るのはA・ヴィヴァルディ(1678-1741)です。
合奏協奏曲「四季」でよく知られているヴィヴァルディはコレッリより少し時代がこちらの人。

ヴィヴァルディは二つのヴァイオリンと通奏低音の演奏で、トリオソナタとしてフォリアの変奏曲を書き上げました。 コレッリのラ・フォリアが秋の風を感じさせてくれるのに対し、こちらは若干明るい。風は冬を過ぎ、春の風です。

明るい春の雰囲気を醸し出す演奏はラ・プチット バンドの演奏でお楽しみください。

          
       この演奏ではジギスヴァルト・クイケンが肩掛けのチェロとも
                   言えヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを使用しています。 



またおまけのサービスとしてフォリアの踊りもありますのでこちらもご覧ください。

          


今シリーズは変奏の妙としてフォリアを取り上げました。いつもお付き合い頂きまして本当にありがとうございます。


posted by オンシュガー at 07:38| Comment(0) | 名曲押売り本舗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月27日

フォリア・変奏の妙 (2) コレッリ 

三拍子の舞曲「フォリア」は17世紀にスペインで大ブームを呼びました。踊り狂う音楽がスペインの人びとに熱狂的に迎えられたのでしょう。
そのフォリアのメロディがフランスに渡り、ルイ14世の宮廷に取り入れられると狂気のテンポが一変し、情緒たっぷりのしっとりとした音楽に変わりました。
前回のマラン・マレによる「スペインのフォリア」は夏の嵐を、秋の終わりに吹く冬を予感させるそよ風に変えています。

そのような風はイタリアにも届きました。
イタリアの作曲家、アルカンジェロ・コレッリ(1653-1703)もフォリアのメロディに触発され、編曲を試みています。
作品5の「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集」は12曲からなっておりますが、その最終12曲はそのもの「ラ・フォリア」です。
16小節の主題に23の変奏が続きます。何といっても第1変奏のゆったりとした入り方にコレッリ音楽の神髄が込められているように思います。

演奏はバロックヴァイオリンの名手、ヒロ・クロサキのものを選びました。

           

   第7変奏から第10変奏の緩急の組合せは聞いていて涙が出てしまいます。


コレッリの弟子であるジェミニアーニはこれをコンチェルト・グロッソ(合奏協奏曲)の型式に編曲しました。この辺のおハナシはすでに「ジェミニアーニ」のシリーズで触れております。




次回はヴィヴァルディの変奏によるフォリアです。



posted by オンシュガー at 09:31| Comment(0) | 名曲押売り本舗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月26日

フォリア・変奏の妙(1) マラン・マレ

ポルトガルを起源とする舞曲、フォリアは情熱の踊りの音楽です。やがてスペインに渡り17世紀前半には大流行しました。
このフォリアのメロディを主題として多くの作曲家が変奏曲を付けました。
今回の名曲押売り本舗では3人の作曲家を選んでその変奏の妙を楽しんでみたいと思います。

初めはフランスの作曲家、マラン・マレ(1656-1728).。

マレは貧しい靴職人の子として生まれましたが、ルイ14世の宮廷でヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)の名手として名を馳せました。
「スペインのフォリア」は彼のヴィオール曲集に収められていますがヴィオールの技術を駆使する演奏技術が必要で、マレの代表作の一つとなっています。

現代ではヴィオラ・ダ・ガンバでの演奏だけでなくフルートでも良く演奏されますが、ここではジョルジュ・サヴァールのヴィオールで。
原曲は主題と31の変奏曲から成っており、16分以上の演奏時間となりますがここでは9つの変奏曲にまとめております。

           


ジョルディ・サヴァールはスペイン生まれの奏者ですので、同じ曲にカスタネットを加えた別の演奏もあります。こちらも聞き逃せません。
追加でいかがでしょうか。

           


次回はフランスからイタリアへ。コレッリの変奏を聞きます。




posted by オンシュガー at 14:17| Comment(0) | 名曲押売り本舗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月11日

名曲押売り本舗 The Way We were 「追憶」

本日は誕生日。
何回目かはヒミツ。45回目は越えていることは確か。

過ぎてきた年月を思うと、この年齢までよくも、と感慨が深い。

こんな時に思いつく音楽は”The Way We were” 直訳すれば「私たちがいた あの道」となるのだろうか。日本語題名の「追憶」と聴けば誰にもお馴染みな曲となる。

バーブラ・ストレイザンドが1973年にヒットさせた名曲である。



  では、日本語訳付きでどうぞ。

            


    1973年といえば我が家では初めの子がようやくお座りが出来始めた時に京都の高山寺
    へドライブ。広い濡れ縁で新緑をバックに撮った写真が思い出される。
    私たちの一つの”The Way We were”である。


posted by オンシュガー at 10:08| Comment(0) | 名曲押売り本舗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする