2017年04月20日

ブランデンブルク協奏曲(6)

キバナホウチャクソウが咲き始めました。

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こちらは普通のホウチャクソウ


さて、今シリーズも最終回、第三番です。

ご存じの方はご存じ、そうでない方はそうでないのですが、この第三番にはそれらしい緩楽章がありません。

この楽譜の第1楽章と第3楽章の間にかかれているのは二つの和音のみ。
つまり演奏者はその和音をもとに自分勝手(?)に第2楽章を演じてもよいことになっているのです。
そのため、ある演奏では10秒ほどで終わるものもあれば、ほかのバッハの作品を持ってきたり、自分で即興的に演奏し2分以上かける場合もあるのです。

といったところから、第三番の場合は全曲をお聞きいただき、第2楽章はその途中でお楽しみ下さい。

まず、短い第2楽章の演奏、フライブルグ バロック オーケストラで。

               
                                        第2楽章は5分40秒〜52秒まで、12秒間のみ。


もう一つは長い方の演奏、こちらはトン・コープマンのものです。
          
         第2楽章は6分00秒〜8分20秒まで、2分20秒です。
          ここでコープマンはトッカータ(BWV916)の
                                    アダージョを使っています。

ブランデンブルグ協奏曲の緩楽章を押売りしてきました今シリーズ、全6曲の紹介が終わりました。いつもながら長いお付合いをありがとうございました。



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ブランデンブルグ協奏曲(5)


このシリーズもあと2回ですね。

今回の商品は第六番といきます。

第六番の特徴は何といっても弦楽合奏にヴァイオリンがいないこと。
つねにオーケストラの主役の位置を占めて来たヴァイオリンを弦楽合奏から排除したバッハの意図はどこにあったのでしょうか。低音楽器による落着きを期待したのでしょうか、わかりません。

楽器編成はヴィオラ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロだけです。


第二楽章のAdagio ma non tant(アダージョ、でもあまり遅すぎないように)ではガンバは休止し、チェロとチェンバロに乗せて二つのヴィオラがカノンを奏でます。
至福の4分半をお楽しみください。

          
          フライブルグ バロック オーケストラの演奏。


いよいよ次回は最終回。いわくつきの第三番の緩楽章をお楽しみいただきます(?)。


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2017年04月19日

ブランデンブルグ協奏曲(4)

カフェの裏庭ではコメツツジが満開になりました。

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小さくて真っ白、かわいい花です。



ブランデンブルグ協奏曲、緩楽章の押売り、6曲中の4番目は第二番。

第二番はヘ長調 ( BWV 1047 ) となります。その特徴はトランペットが入ること。
トランペットの高く、明るい音色によってこの第二番は飛び切り華やかな音楽となります。

楽器編成はトランペット、リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンと他に弦楽合奏、チェンバロとなります。

ところが押売りする第二楽章ではそのトランペットは出番がありません。まるで詐欺まがいの悪徳商法のようですが、ここはご勘弁を!

         
     ヴァイオリンの提示する主題をオーボエ、リコーダーと繋いで行きます。
     うしろでず〜っと演奏するチェロの対旋律(オブリガード)にもご注目を。
         今回も フライブルグ バロック オーケストラの演奏です。



バッハの勤めていたケーテンの宮廷楽団にトランペットの名手がいたことから第二番でトランペットを登場させたものと考えられています。



詐欺のお詫びとして、バロック時代のトランペットもご覧いただきたく、全曲を無料サービスです。

           





posted by オンシュガー at 07:49| Comment(0) | 名曲押売り本舗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月18日

ブランデンブルグ協奏曲(3)


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待ちこがれていたヤマシャクヤクの花が開き始めました。


ブランデンブルグ協奏曲の緩楽章(第二楽章)の押売り第3回目は第四番です。

第四番はト長調(BWV 1049)。
楽器編成は2本のリコーダーとヴァイオリン+弦楽合奏および通奏低音です。

スケールの大きな第一楽章につづく緩楽章は第一楽章と同じ楽器編成で演奏されます。
というのも第四番以外はすべて緩楽章は楽器を限定・凝縮し、静かに演奏されるのです。
ところがこの四番だけは例外で、全楽器によるダイナミックな部分と静かなソロが交錯します。
その変化の綾をお楽しみ下さい。

演奏は同じく フライブルグ バロック オーケストラ です。

                         


さあ、次回から後半へと続きます。



posted by オンシュガー at 10:41| Comment(0) | 名曲押売り本舗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブランデンブルグ協奏曲(2)


ブランデンブルグ協奏曲の原題は「種々の楽器のための6つの協奏曲」となっており、宮廷サロンでの晩餐会などでのバックグランド・ミュージックのように演奏されていたものです。

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大勢の演奏者たち。当時の宮廷楽団は一大事業だったのですね。
ニコラス・アーノンクール指揮のCDジャケットより。


宮廷の人達はおしゃべりしながら聞いていたようです。
ですから今のコンサート会場での演奏のように堅苦しいものではありません。

  ことほどさようにバロックは気楽に鑑賞していただきたい。


さて、第2回目は第1番ヘ長調 (BWV 1046)から Adagio を。

楽器編成はホルン、オーボエ、ファゴット、高音ヴァイオリン、弦楽合奏、通奏低音となっています。
ホルンが入っているこの曲は明るい第一楽章、Allegro から始まり、6曲の冒頭を飾るのにふさわしいものです。

哀愁の情緒あふれたAdagio楽章ではホルンはお休みし、第一オーボエ、ヴァイオリンがアリアを歌います。

余計な説明はこのあたりにして、Adagio の第2楽章をどうぞ。

          
           フライブルグ バロック オーケストラの演奏です。
          画面には出ませんがファゴットがよく効いていますね。


次も管楽器が活躍する第4番へと進みます。





posted by オンシュガー at 08:04| Comment(0) | 名曲押売り本舗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする