2025年05月12日

明日香村散策

昨日の大和文華館のあと奈良で一泊し、明日香村をドライブ。

H先生と飛鳥時代(592-675ごろ)をしのびました。

まず初めは石舞台古墳へ。
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巨石に圧倒され、石室へ。
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石の大きさを先生と比べて下さい

つぎに高松塚古墳です。
まず高松塚壁画館で発掘と保存の労苦を勉強し、古墳へ。
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そして最後はキトラ古墳。

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    四神の館でも発掘、保存の歴史を勉強出来ました。

いずれも国営飛鳥歴史公園として非常によく整備されており、またべつの機会にほかの所をゆっくり回りたいと考えております。


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2025年05月11日

大和文華館へ

天文のH先生にお誘いいただいて大和文華館へ。
大和文華館学芸員の瀧朝子氏による美術講座を聞いてきました。

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大和文華館エントランス

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大和文華館の初代館長、八代幸雄と東洋美術という演題でした。

講演後、瀧さんから八代幸雄さんのお孫さんにあたる平山郁夫シルクロード美術館の館長様を紹介いただき、お話しを聞かせていただきました。
これもH先生のつながりであり、不思議なご縁をいただきました。





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2025年05月10日

糞について考える 倉本聰のクソ考

昨日はカフェで二ヶ月ごとに開催される絵本の会。
絵本を読んで下さるMさんのお話しはいつも楽しい。

今回は「子犬のうんち」という絵本の読み語りがあり、うんちに関係して、倉本聰さんの「クソ考」
が紹介された。



  2022年の年頭を飾るのに甚だ相応しくないテーマであるかもしれないが、このところクソ
 という重大かつ身近な物質について真剣にはまってしまっている。発火点は、エネルギー資源の
 枯渇という大問題である。

  日本だけでも1日2万4800トンという莫大な量が産み出されるクソ。喰って、出す≠ニ
 いう循環社会の大元の位置に存在するこの物質が、単なる邪魔者として廃棄され、資源という
 見方を殆んどされていない。その理不尽に対する疑問からである。かつて小生は『北の国から』
 というドラマの中で200万人に及ぶ富良野の観光客が確実に落として行くものは何か。それ
 は金でなくクソではないかという疑問からクソ発電を夢見る人物を登場させたことがあったが、
 テレビ視聴者は愚かにもこの重大な問題提起に誰も見向いてくれなかった。

  しかし世界では、かのビル・ゲイツが開発途上国の不衛生による死者数を減らすために2億
 ドル(210億円)を投じて汚水処理装置「オムニプロセッサー」を開発し、そこからできた
 水をゴクゴクと飲み干して見せている。また、北海道・鹿追町では、家畜の糞から町内に2つ
 のバイオガスプラントを作り、町内の7割をカバーする617万キロワットの発電に成功して
 いる。

  そもそもわが国の江戸時代にあっては、糞尿は貴重な収入源であり、たとえば長屋の大家など
 は店子の家賃より彼らの落とす糞尿を、クソ問屋を通して主たる収入源とした。したがって、当
 時はクソにもランクがあり、栄養豊富な大名旗本の家から出る勤番=B一般町民から出る町
 肥=B江戸の四つ辻の共同便所から汲み取った辻肥=B尿分の多いたれこみ=B牢屋など栄養
 価の低いものから出る下等品≠ニ、取引値に数倍の差があったらしい。

  これらが汲み取り式容器に溜められ、農民がそれを買い、ある場合には栃木・茨城・埼玉など
 関東上流から荒川を通って江戸に運ばれる農産物の帰り舟(同じ舟が使われたかどうかは知らな
 いが)として農産地へと送られたのである。

  このシステムが崩壊したのは大正7年。水洗トイレが現われ始め、汲み取り事情が逆転する。
 この年までは農民や尿糞業者が作物や金銭と引き換えに汲み取りをしていたのに、この年以来、
 事情が逆転し、住民が金銭を支払って汲み取りをしてもらうようになるのである。鎌倉時代から
 長く健全に機能していた汲み取りシステムにピリオドが打たれた。つまり資源の1つだったクソ
 が、単なる廃棄物に転落してしまうのである。

  循環社会の原点ともいえるクソが、循環の輪から外されてしまった今の社会はどこかまちがっ
 ているように思う。僕は科学には全く音痴の徒であるが、科学者・企業家が宇宙に行くなんてこ
 とを考える前に、この毎日産み出される大資源・クソをエネルギーに変えることを真剣に考えて
 くれたなら、随分と社会に益することになるのではあるまいか。

                     倉本聰 富良野風話


トイレが水洗になり、生活は快適になったのですが、考えさせられるお話しですね。





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2025年05月09日

エヴァ キャシディ が ロンドンフィル と幻の協演

30年ほど前に皮膚がんのために若くして亡くなった歌姫。
その生前に録音されていた音源をもとにロンドン交響楽団が幻の協演を完成させました。

そのCDがこちら →

エヴァ キャシディ(1963-1996)は亡くなったあとに英国のヒットチャートでトップとなりました。
その心打つ歌声はロンドンフィルのメンバーにも深く残っているのでしょう。
2年前に彼女の60才の誕生日を記念して上記のCDがリリースされたのです。

今日の押売りはその中から「枯葉」を。


最新の技術ではこのようなことも出来るのですね。


ついでと言ってはナンですが、別の彼女のアルバムからもうひとつ。

  What a wonderful worldを

  彼女はもう先が長くないと知らされたときにこの歌を母親に歌って聞かせたという
  ことです。


そして今日のおしまいは「Evie’s Song」を。


この曲は彼女を慕っていたクラシックギタリスト Milica Davies がEvaに捧げたものです。


ロンドン交響楽団が素晴らしいCDを出してくれたことで久しぶりにEva Cassidyのことを思い出しました。



posted by オンシュガー at 09:27| Comment(0) | 名曲押売り本舗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月03日

今年のシャクナゲは? 五台山

今年も五台山(655m)へシャクナゲを見に行ってきました。

  5月3日(土)      天候 快晴

概略ルート
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市島町上鴨坂、狸穴名水より。時計回りで周回予定も標高400m付近でルート不明
となり、GPSたよりで正規登山道に合流し頂上へ。帰りは鴨内峠経由で下山。


10:15 狸穴名水駐車場を出発。
      この時間でもほかの駐車はナシ。獣除け扉を開け、登山道に入ります。

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                                    この表示板のところから左の細い登山道に入りました。

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はじめはこのようなはっきりした会談があるのですが、、

      標高400mくらいで登山道が細くなり、ついに踏み跡もなくなりました。
      どうやら右側の尾根にきてしまったようです。(11:00ごろ)
      GPSで現在地を確認しながら稜線伝いに上り、鴨内峠からの正規登山道に合流
      するよう上ります。
      幸いなことにブッシュも少なく、歩きやすい斜面です。

11:20 正規登山道に出ました。   
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11:40 五台山頂上へ。
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           頂上には誰もいません。連休中は皆さん遠出でしょうか。

      
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氷上方面のながめ

12:10 ゆっくりと昼食を済ませ、今日の目的、シャクナゲを見に行きます。

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山頂から数分下りたところにある標識。本来はここに上がってくる予定。

      小野寺山の手前でシャクナゲに出合いました。
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               ちょうど開花し始めたところでまだたくさんのつぼみがありました。

12:25 小野寺山です。

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     頂上の周りの木が大きくなり、方位盤の山々は見えにくくなっています。

     すぐに来た道を引き返し、下山にかかります。

     帰りもシャクナゲを楽しみに。

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12:40 五台山に戻ってきました。
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       あとは正規登山道で鴨内峠を目指します。

13:10 鴨内峠に到着。

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13:35  狸穴名水に戻ってきました。

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     一部正規道ではありませんが、約4.7qの歩行距離でした。




posted by オンシュガー at 20:39| Comment(0) | 山歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする